2018年4月1日付で、コンサートマスターに西本幸弘(にしもと ゆきひろ)が就任いたしました。
『皆さんこんにちは!4月よりコンサートマスターに就任した西本幸弘です。日々、『縁(えん)』という言葉を感じながら
音楽活動をしていますが、今回の就任につきましましても、本当に多くの方とのご縁から繋がりました。
九州の地に初めて訪れたのは二十歳の頃でした。その時の印象はとても空が広くのびのびとして、温かい人柄の方が
多いなと思った記憶があります。そして初めて九響の皆さんと演奏した時の印象も、やはりのびやかでした。
そして、どこからか込み上げてくる深い底力のある響きに感動しました。地域の歴史文化や空気感に裏付けされて
進化し続けているこの街のオーケストラと、コンサートマスターそして楽団員の一人としてどのように九響の皆さんと
音楽を創っていけるのか楽しみでなりません。伝統を受け継ぎながら、今を感じて、次にどう繋げていけるのかを
じっくりと考えながら進んでいきたいと思っています。そしてコンサートは、『作り手(コンサートの企画制作)』
『聴き手(聴衆)』『演じ手(演奏者)』が三位一体となって音楽を享受する空間だと思うので、関わる皆様と
たくさんのコミュニケーションを取ることを大事にしていければと思っています。
演奏会はもちろん、どこかで見かけた時は気軽にお声がけ頂けると幸いです!どうぞよろしくお願いいたします!!』