- 第1ヴァイオリン 有吉 幸乃
- 広島県・東京都出身。2023年6月入団。
- 楽器を始めたきっかけ兄の影響です。小さい頃兄が練習している横で弾く真似をしていたみたいです。
- 休日の過ごし方実家では犬2匹と遊んでいました。
九響ビジョンは、九州交響楽団が創立60周年を迎え、公益財団法人に移行した2013(平成25)年に、「九州唯一のプロ・オーケストラとして九州の楽壇をリードする存在でありたい」との思いから制定され、10年間にわたり当楽団の目指すべき方向を示してきました。
一方、この10年間でクラシック音楽業界や九州交響楽団を取り巻く環境は大きく変化しています。九州交響楽団を長きにわたり応援し続けてくださっているファン層の高齢化やネット環境による音楽配信事業の台頭、そして2020年2月に世界中でまん延した新型コロナ感染症は文化事業そのものを停滞させるなど、以前にも増して厳しい時代となっています。このような中、2023(令和5)年10月、創立70周年を迎えた九州交響楽団は、コロナ禍という試練を乗り越え、創立80年そして100年に向け、九州、福岡の地において更なるクラシック音楽文化の普及促進に邁進していくためには、現状を踏まえたより明確な目標が必要と考え、創立70周年を機に、これまでの九響ビジョンをリニューアルすることとしました。
新しい九響ビジョンでは、クラシック音楽業界の厳しい現状を乗り越えるべく、SDGs(持続可能な開発目標)の考え方に沿った取組みを盛り込むなど、これまで掲げてきた3つの柱「1.オーケストラ・コンサート活動」「2.地域・社会貢献活動」「3.教育活動」を更に深化させるとともに、新たに4つ目の柱として「経営基盤の強化と組織風土の充実」を定めました。戦略的な事業計画の構築と多様な資金調達によりサスティナブルな楽団経営を推進するとともに、プロフェッショナルな音楽家集団として、多様性と包摂性のある組織風土づくりを目指します。
私たち九州交響楽団は、新しい九響ビジョンのもと、常に高い芸術性を追求し、音楽による感動をお届けすることで、お客さまの豊かな人生の一助となれるよう、これからも努力を続けてまいります。
(1)演奏力の向上に努め、高い芸術性を追求し、良質な音楽を提供します定期演奏会/オーディションの実施 など
(2)多彩なプログラムで活動内容の充実を図り、音楽の普及と文化振興に寄与します名曲・午後のオーケストラ/天神でクラシック/北九州定期/ニューイヤーコンサート/目からウロコの九響おんがくアカデミー/指揮者によるプレトーク など
(3)アジアを中心に国内外への発信力を高め、音楽による文化交流を推進しますインバウンド向け情報発信/アジアからの演奏家の招聘/九州初演/委嘱作品演奏 など
(1)市民から愛される身近なオーケストラとして、地域に根差した活動を実施しますビルの谷間のコンサート/室内楽依頼演奏/九響交流カフェ/サンクスコンサート/地元企業様からの依頼公演やコラボレーション/お客さまの声を聴くアンケートの実施/終演後の楽団員のお見送り など
(2)音楽鑑賞の機会がすべての人に開かれたものとなるよう、アクセシビリティの向上に努めますマタニティコンサート/ライブ配信事業/学校訪問演奏(文化庁事業)/医療従事者の公演招待/特別支援学校などのアウトリーチコンサート など
(3)地域社会や行政との連携を深め、音楽活動を通じて豊かな社会や街づくりに貢献します美術館・博物館などでのアウトリーチ演奏/公開リハーサル/主催公演前のプレイベント/スクールコンサート/オーケストラ・キャラバン(文化庁事業)/We Love 天神協議会事業との協働 など
(1)子どもたちや若者がオーケストラの生演奏に触れることができる機会を創出することで、情操力豊かな次世代層の育成に貢献しますオーケストラforキッズ/中学生の未来に贈るコンサート/舞台芸術感動体験事業(アクロス1万人コンサート)/RKBみらいシート/文化庁巡回公演/U29会員の設定/音楽を体感できる機会の創出/小学生対象「アーティストとであう」アウトリーチ など
(2)地域の文化資源であるオーケストラを次世代に継承するため、支え手となる人材を育成します新進演奏家育成プロジェクト/九響合唱団との共演/大学との連携/インターンシップ受け入れ/楽器指導やワークショップの実施 など
(1)戦略的な事業計画の構築と多様な資金調達を図り、持続可能な収支構造の確立に努めます事業モデルの見直しと開発/戦略的な自主公演実施計画/アカウンタビリティの実践/公益目標達成に向けた助成金申請/共感を得る寄附金募集活動/社内DX など
(2)音楽文化創成に携わるプロフェッショナルとしての自覚のもと、多様性と包摂性のある組織風土の構築を目指します円滑なコミュニケーションの推進/コンプライアンス意識の醸成/働き方改革の推進 など
1953年創立。1973年に改組、のち財団法人化を経て2013年から「公益財団法人九州交響楽団」となり、九州の常設オーケストラとしてアジアの交流拠点都市“福岡”に本拠地を置く。
初代常任指揮者・石丸寛(現・永久名誉音楽監督)。その後、森正、安永武一郎(現・永久名誉指揮者)、フォルカー・レニッケ、黒岩英臣、小泉和裕、山下一史、大山平一郎、秋山和慶が歴任し、2013年からは小泉和裕が音楽監督を務める。
2024年、小泉和裕が終身名誉音楽監督に就任、首席指揮者に太田弦、ミュージック・アドバイザーに篠崎史紀を迎える。また桂冠指揮者に秋山和慶、名誉客演指揮者に小林研一郎を擁する。
アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラの自主公演の他、中学生の未来に贈るコンサート、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ポップス、映画音楽、ファミリーコンサートなど福岡県を中心に九州各地で年間約150回の演奏活動を行っている。
2006 年から「九響シリーズ」9タイトル、小泉和裕が音楽監督就任後「ベルリオーズ/幻想交響曲」、「ベートーヴェン/交響曲第9番」、「マーラー/交響曲第8番《千人の交響曲》」「マーラー/交響曲第3番」「マーラー/交響曲第2番《復活》」のCDを発売。
これまでに、福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。東京2020オリンピック競技大会閉会式のアトラクション用楽曲に、2015年10月22日「第344回定期演奏会」で演奏した『武満徹/「波の盆」』が使用された。
1994年北海道札幌市に生まれる。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。
東京芸術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。
2015年、第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィなどの各氏のレッスンを受講する。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団などを指揮、今後さらなる活躍が期待される若手指揮者筆頭。2019年4月から2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者を務める。2023年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に、2024年4月より九州交響楽団首席指揮者に就任。
2021年2月、オクタヴィア・レコードより交響曲 第8(9)番 ハ長調 D944 「ザ・グレイト」(新日本フィルハーモニー交響楽団公演ライブ収録)をリリース、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言開けに行われた公演の緊張感の中、太田のエネルギー溢れる「グレイト」が聴衆の話題をさらった。
NHK交響楽団特別コンサートマスター。愛称 "まろ"。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。
1988年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍し、ヨーロッパ公演では、The Classical Sourceより「コンサートマスターの篠崎は言葉にならないくらい神がかっていた」「篠崎のカリスマ的な姿は、銀白の鎧をまとった戦士のようでもあり、全てを統括していた」と評される。
2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「マロカンパニー」が結成された。これらの功績により、「2020年度第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。
その他、1979年史上最年少で北九州市民文化賞、2001年福岡県文化賞、2014年有馬賞受賞。
桐朋学園、昭和音大で後進の育成にも力を注いでいる。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。
使用楽器は1727年製ストラディバリウス(株式会社ミュージックプラザより貸与)。
1969年東京芸術大学指揮科に入学、山田一雄氏に師事。
1970年第2回民音指揮者コンクールに第一位入賞、その後、旧日本フィルハーモニー交響楽団に指揮研究員として入団。
1972年7月、新日本フィルハーモニー交響楽団創立に際し、指揮者として参加。同年10月ベルリンのホッホシューレに入学し、ラーベンシュタイン教授にオペラ指揮法を師事。
1973年夏、ボストンのタングルウッド音楽祭に参加し研鑽を積む。1973年11月、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第一位入賞。
その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してベルリン・デビューを飾った。
1975年1月~1979年12月まで新日本フィル音楽監督を務めた。1975年3月には、ベルリン・フィルの定期演奏会に出演し、好評を博した。
その後、ウィーン、パリ、イタリア、西ドイツの各地をまわり期待に応えた。
1976年1月には、フランス国立管弦楽団を指揮し、ルービンシュタイン、ロストロポーヴィチとも協演。
同年ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮。その後もミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニカ・フンガリカ、西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団等、ヨーロッパ各地において精力的な指揮活動を行った。
また、アメリカにおいても、1978年ラヴィニア音楽祭でシカゴ交響楽団を指揮し大成功を収め、早速1980年3月のシカゴ交響楽団定期公演に登場し、注目を集めた。その他、ボストン交響楽団、デトロイト交響楽団、シンシナティ交響楽団、トロント交響楽団、モントリオール交響楽団などにも客演。
1983~1984年シーズンから1988~1989年シーズンまで、カナダのウィニペグ交響楽団の音楽監督、1986年~1989年まで東京都交響楽団の指揮者を務めた。
ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー 管弦楽団には1988年より定期的に招かれ、指揮をすると共にチャイコフスキーの交響曲第4、5、6 番のディスクを完成させた。
1989年4月~1996年3月九州交響楽団首席指揮者、1992年4月~1995年3月大阪センチュリー交響楽団首席客演指揮者、1995年4月~1998年3月東京都交響楽団首席指揮者、
1998年4月~2008年3月東京都交響楽団首席客演指揮者、2003年4月~2008年3月大阪センチュリー交響楽団首席指揮者、2006年4月~2018年3月仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、2008年4月~2014年3月東京都交響楽団レジデント・コンダクターおよび日本センチュリー交響楽団音楽監督を歴任。
2014年4月より東京都交響楽団終身名誉指揮者および神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別客演指揮者、2016年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督。
2013年4月に九州交響楽団音楽監督に就任。
1941年生まれ。故斎藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響首席、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
1991年東京響創立45周年記念ワールドツアーでは全公演を指揮して大成功をおさめ、1994年には同団第400回定期演奏会を記念したシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」(演奏会形式)を指揮、各紙から絶賛を博し同年音楽界最大の話題となった。また同公演のCDは各レコード誌より国内外で高く評価された。ふたたび1996年東京響創立50周年記念ヨーロッパ公演を指揮して同公演を成功に導き、2001年には同団創立55周年トルコ・イタリア公演を指揮し各地で好評を博した。1997年にシェーンベルク:ヤコブの梯子、ヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」(舞台上演形式)、2000年ラッヘンマン:歌劇「マッチ売りの少女」(演奏会形式・日本初演)、ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カヴァノヴァー」(原語による日本初演)、2003年にはジョン・アダムズ:「エル・ニーニョ」(日本初演)を取り上げるなど常に新たな挑戦を続けている。
これまでに第6回サントリー音楽賞(1975年)、芸術選奨文部大臣賞(1995年)、大阪府民劇場賞(1989年)、大阪芸術賞(1991年)、第36回川崎市文化賞(2007年)、広島市民賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎日芸術賞(1994年)、第8回京都音楽賞大賞(1993年)、モービル音楽賞(1996年)、第29回サントリー音楽賞(1997年)を受賞。2001年11月に紫綬褒章、2011年6月には旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。
2014年指揮者生活50年を迎え、2015年2月には回想録「ところで、きょう指揮したのは?」 (共著/アルテスパブリッシング刊)を出版。
現在、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者、日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者など多くの任を務めるほか、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授、京都市立芸術大学客員教授を務めている。
東京藝術大学作曲科及び指揮科を卒業。第1回ブダペスト国際指揮者コンクールでの鮮烈な優勝を飾ったことを皮切りに世界的に活動の場を拡げ、現在も第一線で活躍を続けている。音楽に対する真摯な姿勢と情熱的な指揮ぶりは「炎のコバケン」の愛称で親しまれ、名実共に日本を代表する指揮者である。
これまでに海外ではハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団 (25 年間、常任客演指揮者を務める)、アーネム・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団等、国内では NHK交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団等、名立たるオーケストラと共演を重ね、数多くのポジションを歴任。この長年にわたる文化を通じた国際交流や社会貢献によって、ハンガリー政府よりハンガリー国大十字功労勲章(同国で最高位)等、国内では恩賜賞・日本芸術院賞等を受賞。
作曲家としても数多くの作品を書き、1999 年に日本・オランダ交流 400 年記念の委嘱作品、管弦楽曲『パッサカリア』を作曲、ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団によって初演されると、聴衆から熱狂的な喝采を以て迎えられた。同作品はそれ以降も様々な機会に再演されている。社会貢献を目的とした「コバケンとその仲間たちオーケストラ」では、活動趣旨に賛同するプロ、アマチュア、学生などのボランティアメンバーと共に全国でチャリティ公演を行っている。
CD、DVDはオクタヴィア・レコードより多数リリース。著書に『指揮者のひとりごと』(騎虎書房)等がある。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団及び名古屋フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、読売日本交響楽団特別客演指揮者、群馬交響楽団ミュージック・アドバイザー、九州交響楽団名誉客演指揮者、東京藝術大学・東京音楽大学・リスト音楽院名誉教授、ローム ミュージック ファンデーション評議員等を務める。
オフィシャル・ホームページ http://www.it-japan.co.jp/kobaken/
桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。
86年、大学卒業と同時に22歳で新日本フィルのコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。現在は新日本フィルの桂冠名誉コンサートマスター、九州交響楽団の桂冠コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスター、京都市交響楽団の特別名誉友情コンサートマスターをつとめている。
指揮者・小澤征爾との30年に渡る信頼関係から、サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管でもコンサートマスターを務めている。
また、近年ではコルンゴルト、三善晃、バルトークなど、近現代の協奏曲のソリストとしてもオーケストラの定期演奏会に出演。16年のデビュー30周年にはチェンバロの中野振一郎とバロックのレパートリーによる演奏会を開催して好評を博した。また17年と18年の2年に渡りモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲演奏を指揮者無しの弾き振りで大阪交響楽団と共演。その演奏はライブレコーディングでCD化されている。さらに19年には結成20周年を迎えたアルティ弦楽四重奏団の演奏会や、ピアノフォルテと演奏したベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏など、関西を拠点にした新たな活動に注目が集まっている。19年11月にはバッハのヴァイオリン全作品を3回に分けて演奏するコンサートを京都で開催し、その成果により第29回青山音楽賞 青山賞を受賞した。また、京都市立芸術大学、小澤征爾音楽塾、アルカスSASEBOのジュニアオーケストラの指導など、教育活動にも力を入れている。
CDはポニーキャニオンやオクタビアレコードからリリース。室内楽のCDも海外レーベルも含め多数リリースされている。
91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。平成25年度兵庫県文化賞受賞。京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学および大学院講師。
桐朋女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学音楽科を経て1998年よりベルギー王立音楽院に留学し2000年修了。
桐朋学園大学在学中に第62回日本音楽コンクールに入選。
ロイヤルチェンバーオーケストラにてコンサートマスターとして活動し、また同オーケストラとソリストとしても協演する。
留学中にはベルギー王立音楽院室内オーケストラを結成し2000年ドイツ、2002年日本におけるコンサートツアーをコンサートマスターとして成功に導く。
室内楽の分野ではクリスタル・クァルテットを結成、ヴィオラ奏者として2001年スペインにおける国際コンクール"Paper de Musica"で優勝し、 ベルギー、スペインなどで演奏活動を展開。
2002年に帰国し、2004年7月より九州交響楽団コンサートマスターに就任。
2006年4月より日本フィルハモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターに就任し現在両楽団のソロ・コンサートマスターを務めている。
その他、宮崎国際音楽祭など多方面にわたり活動中。
これまでに村山秀孝、富岡雅美、福島紫、徳永二男、Igor Oistrakhの各氏に師事。
北海道出身。
楽器を始めたきっかけただの習い事の1つとして始めました。「チェロがしたい」と言ったらしい(覚えていない)のですが、楽器のサイズの小ささでヴァイオリンになったらしいです。
休日の過ごし方家族で買い物に行ったり、ゴルフに行ったり家にこもって勉強したり。最近ゴルフは減りました。
6才よりヴァイオリンをはじめる。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。その後渡英し、英国王立北音楽院で首席栄誉付ディプロマ取得。同音楽院よりバルビローリ賞をはじめ、多くの褒賞を受賞。英国を拠点に活動し、海外オーケストラとの共演や、ザルツブルグをはじめ世界各地の音楽祭で演奏、著名な演奏家との共演も数多い
英国にてNISHIMOTO TRIO、イゾラーニ・カルテットそれぞれを結成し、ウィグモアホール(ロンドン)など著名なホールで招待演奏、イギリス・オーストラリア両国国営放送(BBC、ABC)などにも出演した。
2010年日本帰国後、ニュークラシカルオーバーグループ《Rain Cats & Dogs》結成、ユニークな活動は好評を博している。 また、同年、自身のライフワーク活動のテーマとして《VIOLINable》を掲げ、ヴァイオリンでの音楽可能性を追求するコンサートプロジェクトなどを始動。活動の幅は多岐にわたり、多くの映画音楽などのレコーディングに参加し、NHK BS1『列島ニュース』オープニングテーマ曲などを演奏。各種施設での訪問ボランティア演奏など、アウトリーチ活動にも精力的に取り組んでいる。多くの国内主要オーケストラでゲストコンサートマスターや客演首席の経験を重ね、2012年、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに就任。ソリストとしても仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演や多くのコンサートでもソリストとして演奏活動を行っている。2014年より、ベートーヴェンソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽ワークショッププログラムをあわせたリサイタルツアー・シリーズ【VIOLINable~ディスカヴァリー~】を始め、毎年、ゆかりの3都市(札幌、仙台、御殿場)でリサイタルを開催。同リサイタルシリーズではライブ録音を行い、今までにCDアルバム『VIOLINable discovery vol.1』、『同vol.2』、『同vol.3』、『同vol.4』、『同vol.5』、『同vol.6』をフォンテックよりリリース。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターをはじめ、仙台国際音楽コンクール企画推進委員会委員、ふもとのこどもオーケストラ音楽監督(御殿場)、NPO法人Mt.FUJI交響楽団ミュージックアドヴァイザーを務める。2018年4月より九州交響楽団コンサートマスターにも就任。
ニュークラシカルオーバーユニット《Rain Cats & Dogs》主宰。
Date fmエフエム仙台〔TOHKnet Sound Pizz.〕、TBC東北放送〔日立システムズ エンジョイ!クラシック〕では、番組メインパーソナリティとして活動している。
ヴァイオリンを今までに上木節子、山崎量子、北本和彦、大谷康子、田中千香士、澤和樹、ヤール・クレス、各氏に師事。
公式ブログ : 『VIOLINable!!』(http://ameblo.jp/stefanoconia/)
公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/VIOLINable/
公式ツイッター : @yukihironishimo
札幌市出身。
楽器を始めたきっかけテレビ番組でオーケストラを観て、コンサートマスターの佇まいや所作、演奏する姿にしびれました。
休日の過ごし方インドアでは思い付きや冷蔵庫の中のもので料理をつくること、アウトドアでは山に登るのが、最近の休日の過ごし方。
国立音楽大学卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。室内楽の演奏会などにも多数出演。
他のプロオーケストラ及び室内合奏団のゲストコンサートマスター、ゲストトップ奏者として多数招かれている。
クラシック音楽以外の活動も多く様々なジャンルのアーティストとのCDレコーディングやライブ活動、及びTV、映画音楽やコマーシャル等のスタジオワークに参加。
服部克久率いる東京ポップスオーケストラメンバー。
また各地の大学、市民オーケストラや後進の指導にも当たる。
ヴァイオリンを諏訪晶子、徳永二男、室内楽をヘルムート・バルト、ディビット・テイラーの各氏に師事。
2007年1月より九州交響楽団アシスタントコンサートマスター。 2012年4月より九州交響楽団アソシエートコンサートマスターとしてコンサートマスター、セカンドヴァイオリントップ、アシスタントコンサートマスターと三役を務めている。
長野県出身。
楽器を始めたきっかけ3〜4歳、兄のヴァイオリンケースから弓を取り出しチャンバラごっこをしたのが始まり(記憶に御座いません)
休日の過ごし方海外ドラマを観たり、楽器を持たずに小旅行でグルメ漁りしたり。趣味のビリヤードには久しく行けてません。
◎ = 首席奏者
事務局長 | 大野 寛 |
---|---|
音楽主幹 | 渡辺 克 |
音楽主幹補佐 | 柿塚 拓真 |
総務部長 | 牟田口 秀一 |
営業部顧問 | 岩下 勝郎 |
営業部長 | 斉藤 浩一 |
事務局 | 今村 賢 井本 潤子 片桐 友里 川副 瑞葉 佐藤 祐典 白浜 淳一 但馬 未紗 中通 誉宏 深川 留美 福崎 美桜 宮坂 奈津子 宮原 裕香 横内 美咲 リシェツキ多幸 |
名称 | 公益財団法人 九州交響楽団 | |
---|---|---|
団体設立年月 | 昭和28年10月 | |
法人設立年月 | 昭和50年4月/平成25年4月公益財団法人へ移行 | |
目的 | 交響管弦楽による音楽文化の普及・向上をはかり、もって福岡県を中心に九州およびその他の地域における 文化の振興に寄与することを目的とする。 | |
所在地 | 末永文化センター 〒814-0133 福岡県福岡市城南区七隈1丁目11-50 | |
連絡先 | TEL : 092-822-8855 FAX : 092-822-8833 | |
理事会 |
理事長櫻井 文夫 副理事長絹川 智紹 柴田 建哉 早田 敦 専務理事本田 一郎 理事岩﨑 洋一 浦田 智子 中村 英一 監事成瀬 岳人 山嶋 剛 永久名誉理事長橋本 武 |
|
評議員会 |
評議員 市村 智子 伊東 貴史 内門 博 香月 ハルカ 北里 晋 白木 秀一 末次 隆滝本 英明 土田 裕章 中村 圭介 新山 克己 山口 剛 山根 久資 |
|
公開情報 |
定款 □ 定款 (PDF:272KB) 2024年度 (令和6年度)事業計画 □ 公益目的事業計画書 (PDF:571KB) 2023年度 (令和5年度)事業報告 □ 公益目的事業報告書 (PDF:753KB) 2023年度 (令和5年度)事業計画 □ 公益目的事業計画書 (PDF:482KB) 2022年度 (令和4年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:831KB) 2022年度 (令和4年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:451KB) 2021年度 (令和3年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:681KB) 2021年度 (令和3年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:451KB) 2020年度 (令和2年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:541KB) 2020年度 (令和2年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:235KB) 2019年度 (令和元年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:691KB) 2019年度 (平成31年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:235KB) 2018年度 (平成30年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:701KB) |
2018年度 (平成30年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:145KB) 2017年度 (平成29年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:599KB) 2017年度 (平成29年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:219KB) 2016年度 (平成28年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:599KB) 2016年度 (平成28年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:219KB) 2015年度 (平成27年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:599KB) 2015年度 (平成27年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:520KB) 2014年度 (平成26年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:530KB) 2014年度 (平成26年度)事業計画 □ 事業計画書 (PDF:335KB) 2013年度 (平成25年度)事業報告 □ 事業報告書 (PDF:520KB) |
首席トランペット奏者を1名募集します。
詳細は以下の募集要項をご覧ください。
募集要項PDFはこちら
履歴書PDFはこちら
応募専用フォームはこちら
tuttiトランペット奏者(主に2番パートを担当)を1名募集します。
詳細は以下の募集要項をご覧ください。
募集要項PDFはこちら
履歴書PDFはこちら
応募専用フォームはこちら
ファゴット首席奏者を1名募集します。
詳細は以下の募集要項をご覧ください。
募集要項PDFはこちら
履歴書PDFはこちら
応募専用フォームはこちら
ヴァイオリン(tutti)奏者を若干名募集します。
詳細は以下の募集要項をご覧ください。
募集要項PDFはこちら
履歴書PDFはこちら
応募専用フォームはこちら
〒814-0133 福岡県福岡市城南区七隈1-11-50
TEL:092-822-8855
お問い合わせはこちら