九州交響楽団は、2024年4月に、新たに、太田弦氏を首席指揮者としてむかえることとなりましたことをお知らせいたします。任期は5年です。
太田氏と九州交響楽団の共演および今後の取り組みにつきましては、来年度中に改めて発表いたします。
2023年度シーズンは、4月29日開催の「天神でクラシック 音楽発見!ラボ#1」、4月30日開催の「第74回北九州定期演奏会」で共演いたしますので、ご注目いただければ幸いです。
[太田弦 プロフィール]
1994年北海道札幌市に生まれる。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。東京芸術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。
2015年、第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィ、ダグラス・ボストック、ペーター・チャバ、ジョルト・ナジ、ラスロ・ティハニの各氏のレッスンを受講する。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、九州交響楽団などを指揮、今後さらなる活躍が期待される若手指揮者筆頭。2023年4月より仙台フィル指揮者に就任予定。
九州交響楽団では、これまで、2021年の第399回定期演奏会、第401回定期演奏会のほか、中学生の未来に贈るコンサートなどで共演を重ねている。